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やる気に頼らない習慣のつくり方
最近、戸田大介さんの『継続する技術』という本をaudibleで聴きました。
自分自身の行動にも取り入れてみたい考え方がいくつもありました。
今回はその中でも特に印象に残ったポイントを、自分の感想や体験を交えながらまとめてみます。
1. 目標は、驚くほど小さく設定する
本書ではまず、「目標はとにかく低く設定すること」が勧められています。
たとえば「毎日30分運動する」といった大きな目標ではなく、「まずは靴を履いて外に出る」「5分だけストレッチする」といった、5分以内で終わるほどの小さな行動を目標にします。
この小ささがとても重要で、始めるハードルが極端に低いため、「今日は気分が乗らないな…」という日でもとりあえず行動に移しやすくなります。
2. 始めてしまえば、自然とやる気は出てくる
「やる気が出たら行動する」のではなく、「行動するからやる気が出てくる」
私自身も、「5分だけやるつもりだったのに、気づけば20分続けていた」という経験があります。
人は一度始めてしまうと、“ここまでやったんだから、もう少しやってみよう”という気持ちが自然に生まれてくるものです。
3. 挫折を防ぐためには、例外を作らないこと
「今日は特別だから休もう」と例外を設けてしまうと、習慣は崩れやすくなります。
かといって、無理をしてでも完璧にやろうとすると、かえって継続できなくなる可能性もあります。
そこで本書が勧めているのが、“できる範囲で少しでもやる”というスタンス。
体調が悪い日や忙しい日でも、「1分だけ」「1動作だけ」といった最小限の実践を積み重ねていくことで、習慣のリズムを維持できるのです。
戸田大介さんの『継続する技術』は、習慣化に関するさまざまな「思い込み」をやさしく解きほぐしてくれる一冊でした。
私自身の取り組み方にも少しずつ変化が生まれてきています。
もし「何かを続けたいけれど、なかなか続かない」と悩んでいる方がいれば、この本はとても実用的でおすすめです。
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